R246 DESIGN STORE



akibaのメイドカフェ
なんというか建物と人がちゃんと配置されると非常に雰囲気が出てくる。
場所として機能するということだろうか。



主に日本人街を見て回る。
「あ、ICOだー」と話しかけられたのでちょろちょろ話した。
知り合い以外の日本人とまともに話すのはこれが初めて。


外国人だとガンガン話しかけてくるし、そんなに話が通じなくてもいい・コミュニケーションできただけで嬉しいっていう気楽さがあるけど、日本人同士だとなまじ話が通じる分ただのコミュニケーション以上の空気読んだりとか遠慮しちゃったりとかいろいろ神経使いそうでなかなか億劫なところがある感じ。


「今日始めたばっかりなんですよー」「へー。自分もまだ一週間くらいですよ」
「英語で話しかけられるとおっかなくて…、日本人だと安心します」


さらにそこに通りがかった人が会話に加わって「通訳機があるんで取りに行きましょう」ということでテレポート。



着いたところはR246 DESIGN STORE
ここで配布されているJ2E Interpreterを装備するとチャットの文章が翻訳される。
機械翻訳だからかえって意味を取りづらい場合もあるけど、原文を置き換えるのではなく付加される形で出るので付けていて損は無い感じ。



ちょうどダーレクの格好の人が「Exterminate!」と言っていて
これが「絶滅してください!」と翻訳されるという具合。
なるほどー。


「角ノツイタ少年メ!絶滅シテクダサイ!」ビビー「ギャー」



ここは射撃場なのでみんな銃を持ってる。
自分も構えてみた。
少年兵という感じでリアルに物騒だ。



Shooting Range
実際にターゲットが出てポイントを競うことが出来る。



店長のおやっさん登場。
この人が銃器からJ2Eまでいろいろ作ってる、のかな? シブいキャラで貫禄あるね。


耳当てを貰った。みんなで付けると射撃場感が増すなー。
ネコ耳付きキャラの人が「この耳当てどこに付くの? 耳取れたら死んじゃう」って言ってたのが面白かった。
※SLのアイテムは頭部・耳・手・腰など装着部位が設定されていて、同じ装着部位のアイテムだと上書きされて交換になる。今回はネコ耳=頭部、耳当て=耳だったので同時に装着できてた。



ゲームっぽい絵。



イカス。

実体について

まだ日が浅いんだけど、リアルではどういうキャラだろう、と思ったりすることがSLではあんまり無いような気がする。
この人は今ここに目に見えているこのキャラだ、とそう思ったほうが楽しい、というか。
日本人でSLって、まだまだギークな男子学生というのが大勢だろうけど、あんまりそのへん詮索するのはSLの楽しみ方として野暮な感じがする。

Webの文章の場合はおおよその年齢・性別・背景を捉えた上で読まないと価値が無い(正しい情報として信頼できない)から、わりと文章群の裏側にある人格そのものを見ようとするけれど、SLはそのへん正しさというものがあんまり重要じゃないというか、文章表現よりダイレクトに表出してくる(ように思える)から裏読みする必要が無いのか、まあなんか、SLキャラの実体はSLキャラそのものだと思わせる仕組みをSLはきちんと作り上げているのかもしれない。


余談だけど、ある程度その人の文章を読み込んで背景に同意ができている書き手のことを「信頼の置けるブログの人」と僕は言っていて、「信頼の置けるブログの人の話によると〜」、とかそんな風に用いてる。というか正確に言おうとするとどうしてもそれ以外に表現の仕様が無い。これは特定の個人をさすものではなくてその時々で常に変動するし、特定個人だとだんだんと自分にとって信頼の置けない人になっていったりもする。だから、どこそこのサイトの人が、と表現するより一歩メタなエイリアスとしての扱いだ。

最近は「信頼の置けるブログの人」=野田さん、という統合架空人格を作って「野田さんが言ってたよ」と済ますプロトコルを制定したのでわりとスムーズだ。しかしこれはゴシップ誌的な「情報筋によると〜」という表現なのかもしれない。まあそのへんはマスではなく近しい会話なので、でっちあげではなくて確かに実体がいるという前提の表現だ。

チャットについて

今回6,7人くらい集まってたけど、名前の知らない人ばかりだと会話がどういう流れなのかなかなか把握しづらい。3,4人くらいまでが適切かなー。ぱっと見では認識しづらい英語名だし、発言者ごとに色分けとかは欲しいところ。


時系列に全員分の発言が出るウインドウと、各キャラの上にフキダシ状にそれぞれの発言が出る設定を同時に使ってて、まあ時系列のウインドウだけ追えばたぶんそんなに混乱しないんだけど、フキダシを追っていったほうがセリフにあわせたキャラの仕草とか分かりやすいので、そのへんがなかなか慣れないのかも。カメラコントロールも多人数だとどこに合わせればいいかけっこう迷う。空間として、どこに話題があるのかがいろいろ動くので(Aさんがつけてる耳飾りの話をしてるとか、そこからBさんの銃の話とか)、けっこうせわしない。まあカメラコントロールは大好きなので、カメラ動かして聞いてるだけで面白い。


多人数が厳しいのは単にインターフェース的な使い慣れ無さかと思ったけど、カメラ制御まであるとなるとなかなかそうでもないのかな。会話に専念するならこの間見かけたように、一箇所に集まって椅子に座る、というのがやりやすいということかも。


あとVIP的な「w」は使いやすいなと思って意識的に使ってる。
これはスピードの速い口語表現なんだなー、と改めてなるほどと思う。
何度も読まれる文章には使いづらいけど、会話やスレという一過性のところでは便利さが強い。