『Lara Croft Tomb Raider Legend』PCデモ版プレイ雑感

  • PC版デモが出てたんだ→IDA-10さんがXBox360版やってたなあ→プレイ
  • そういや結局これまでトゥームレイダーやったことないよ。なんだろな…。トゥームレイダークラッシュバンディクーラチェット&クランクとかそのあたりをまとめて洋ゲー派閥っていうか、どうも目に入って来づらい、僕個人として切迫してこなかった感が。あとドンキーコングも漠然と印象として近くて避けてしまった。画作りの問題?
  • うーんそもそも冒険したくないのか。
  • まあともかくプレイした。すごい酔った。げー。酔った気持ち悪さよりも、FPS/TPSができる若さが無いのか、というようなショックを受ける。
  • グラボが強くないせいもあるだろな。800x600程度の解像度でプレイしてどうにも申し訳ない。
  • もいさんに『ワンダ』と言われる。まあ最初のとこアクションの教え方的にどっちも同じだなあ。
  • ララの顔が濃いというかなんというか。シリーズを知らないだけに、進化してきてこうなった、という凄みが結果として濃さになってるのかなと想像する。
  • ギャラリーが居ても居なくても、自分を納得させ得る「魅せるプレイ」を常に心掛け、TPS/FPSの手動カメラワークには定評のある(と自負している)僕だけど、なんか、そうだなあ…。どうすりゃいいんだろう。「いいからララのケツを下からなめるように映し出せ」、と誘われているようで、そのデザインにのってしまって良いものかどうなのか。それは僕の本当の動機なのか? それホントに楽しいの? いったい何を映せば良いのか分からなくて悩む。
  • GTAだったら、ドリフト中にカメラを回して車前方からその走りっぷりを映し出す。これが極まるとホントに極まった!と思う。当然車前方が見えなくなるので車体制御は不利になるのだけれど、そのへんは経験と勘でカバーする。そのくらいの見返りがある。なんかもうケツから眺めるドリフトはいくらスピードを出しても画作りが「眠くて」しょうがない。『グランツーリスモ』でリプレイカメラによる別視点を提示されてからは「そうそう求めていたのはこれなんだよ」と、そっちばかりに意識が行く。だからいまや走行中にカメラをぶん回している。
  • まあ慣性のきく車の動きと、人の動きでは違うけど。
  • http://miyao-ka.com/index.php?GTASA%2F%B9%B6%CE%AC%C6%FC%B5%AD%2F2005-11-18
  • ↑以前撮ったGTASAプレイ動画。いや、こうして見るとあんまり魅せてないんだけど。でもところどころすごく極まるところがあって、プレイしている自分の満足感は高い。(魅せるというより自慰的か)
  • で、トゥームレイダーだとそうだなあどうだろう。結局まだつかみきれなかった。女子主人公なんだからやっぱこれ自身が映える、映し出すゲームなんだろう。でも意外とストイック(アクションに誠実)なんだろうという予感もある。
  • や、そもそも僕が3Dゲームに期待している、求めてしまうのはカメラコントロール・アクションなんだろうな。それだけでご飯三杯いける。だから謎解き冒険アクションという主題よりも先にカメラコントロールのカッコ良さ、気持ち良さの印象ばかりが口を突いて出てしまうのでアレだ。もちろん謎解き→カッコイイアングル決めて締め! というように相乗効果ですごい達成感もあるけど。「ここが決め時!」というのは謎解きの段取りを把握してないと難しくて悩みどころ。食い合わせが良くないというか。(ギャルゲーにゲームは要らない問題とか)
  • (2周やればいいじゃん。)
  • まあ再開地点が細かく設定されてるので、カメラワークに失敗したらわざと死んでやり直してる。そのへんストレス無い。
  • たとえば、崖上から大岩転がってくる→間一髪で避けるララ→崖にぶらさがるララを下からなめるように映し出す→頭上を岩が通り過ぎる→振りかぶって滝つぼへとカメラを向ける→落ちる岩を追っかける→崖の上にカメラを持ってきて、ララが上ってくるところを正面から映し出す。→フー。というあたりはちゃんと一回で出来たので良かった。
  • いや、でも死ぬパターンもやっておかないとな。→リプレイ。
  • 画角・空間が狭いのかな。頭ん中に立体地形が描けない。それで認識ズレを起こして酔ってしまった。このゲームに対する慣れなのかもしれないけど、一番最初の岩登りですら、どこをどう行って〜という道筋が見えないまま、「まあこっちが開いてるから進もう」という順路をそのまま辿ってしまった。やらされてしまった。それは遺跡に入っても同様で、3つのブロックの部屋あたりでやっと、見回して空間を把握→自分で考える、ということができた感じがする。