きのやましゃしん

デジカメのシャッターが故障して開かなくなってから早数ヶ月。

デジカメなんて無ければ無いで別に無くてもいいんじゃないかとかケータイのカメラを本格的に使えばいいんじゃないかとか思ったりもしたけれど、やっぱりあったほうがいいなという気持ちが高まってきたので買った。

コンパクト機を今買うなら広角28mm・光学手ブレ補正・ISO3200・SDカード使用くらいのものが欲しいよなあってなると、キヤノンのIXY900ISかパナソニックLUMIX FX07かという具合。

でも、前者は中央以外がまともに写らない、後者は高感度で油絵のようなにじみ方をするということでどっちもビミョー。正直言ってこれは買い時じゃないよな買ったら負けだよなとか思いつつ、いやいやいやいや勝ちとか負けとかそんなこと考えてたらあと半年も待たなきゃいけないあと半年もデジカメ無いとどうにも困りそうだ、ということで一緒にハードディスクも買い出しに行こうと踏ん切りをつけて買った。結局LUMIXのほうが1万安いのでLUMIXを選択。

AKIBA

家まで待てずに開封して撮る。






ISOオート(100〜200)で、1/8〜1/50秒くらい。
手ブレ補正の効果は3段くらいに値するという話なので、たしかにこのへんの明るさをノンフラッシュで気軽に手持ち撮影できるのが実感できる。室内レベルでの安心感が強い。
ISO感度についてはオートモードの範囲どおりに200くらいまでが実用レベルかなあ。400以上だと独特の油絵ノイズがだいぶ出てしまう感じ。

パノラマ


ISO3200で1/50秒。3枚合成。
原寸より半分くらいに縮小してるけどさすがにノイズが目立つ。



Labカラーモードにして色情報だけダスト&スクラッチを10px程度フィルタかけると色ノイズはそれなりに減る。



夜景モード(ISO100固定)で床置き+セルフタイマーで1.3秒。


これも夜景モード(ISO100固定)でシャンデリアに露出合わせて手持ち1/60秒。
周りの部分のレベルを後から上げて合成。

17inchで1280x1024の解像度だとほぼ実物大。
白地にアレだとWiiっぽいな。




光学ズームは3.6倍まで。前使ってたのは単焦点だったから新鮮だなあ。



まとめ

撮影設定はマニュアルでは選べなくて、各モードに分配されてる。
いろいろややこしいけど、ノンフラッシュ条件でまとめると選択肢は以下のような感じ。

  • 手持ち日中、室内
    • ISOオート(ISO100〜200自動選択、上限1/8秒で露出自動(上限は設定により1秒まで変更可。ホールドに自信がある人用))
  • 手持ち夜間
    • インテリジェントISO(ISO800まで自動選択、それなりにノイズは覚悟するモード)
    • 高感度モード(ISO3200固定、ノイズはしょうがないモード)
  • 据え置き
    • 夜景モード(ISO100固定、上限8秒で露出自動)
    • 星空モード(ISO100固定、露出時間を15,30,60秒から任意選択する長秒時撮影モード)

露出の上限は1/8〜1秒まで選べるけど、手持ちの限界は焦点距離分の1が目安だそうだから標準で1/28秒、これに手ブレ補正3段が加わって1/4秒くらいまではいけそうな感じかな。


画質は気になるところあるけど、デジカメ買うの2004年の夏以来だからそれに比べたらフツーに使いやすいなあ。ブレないってえらい。ジャイロえらい。