2007/08/22 ノマディック・生活・美味いもの・メディアアート

ノマディック

早朝ゴミ出し。
昨日は燃えるゴミ、今日は燃えないゴミの日。

結局可燃・不燃合わせてパンパンのゴミ袋で15袋くらい出した。
部屋は非常にゴミまみれだった。いやまあ、ゴミは生来ゴミなのではなく時間と共にゴミになっていくわけで、気づいたらゴミだった。それをゴミとしたわけだ。

あとまあ、二度と手に入らないもの以外はゴミ、とするべきである、という考えを持たなきゃやっていけない、というこの大量生産大量消費の社会構造、という話で。

それでもまだ荷物が残ってる。
いまは事務所に泊まり込みがちな生活をしているように、ある意味ノマディックというか、やっぱそもそもPCあれば何も要らないはずなんだよなーという意識があるので、なんで残るのかという感じなんだけど。

うーんアプローチが逆なんだ。


必要なものだけ新居に入れる←→所有物から要らないものを捨てる


やりたいのは前者だけど、でも、いったん所有物全部をゴミとした上で有用なものだけ持ち出すようなことってなかなかできないよね…。きっと火事か地震が必要だ。

でもやっぱそういうアプローチもきっと落とし穴はあるよなー。無駄だけどちゃんと取っておいたものの中には面白いものも見つかり、ほんの数年前の自分のこともすっかり忘れてたんだな、いや忘れてたから面白く感じるのかな。

生活

今回の引越し。
漠然とやりたかったのは、空間的に公私をちゃんと分けたり、きちんと休日を作ったりというところで、オンオフつけて生活したいんですということをこのあいだ仕事先の人と話したら、「いやオンオフはつけないほうがいいんじゃないの?」とあっさり言われてあーそうかー、と。

佐藤カシワ氏の講演でも、仕事と休みの区別なんてつけてないという話をしていて、まあそりゃそうよねーとそのときは当然に思ったんだけど、いや実際あんま分かってなかったのかもなー。

つまり、オンにしながらオフを作る。これもたぶんアプローチが逆。


休日でも仕事を考える←→仕事の中に休みを作る


仕事中に休みって、まあ具体的には美味いもの食べたりとか。

美味いもの

僕は食事全般が億劫な性格で、美味いもの食べたいとかそれが楽しみとかそういう感覚がほとんど無いという話をしたらけっこう驚かれてしまって、それでまたあーそうかー、というかこれはどうにも自分が情けない気持ちになってしまった。ここでは具体的に食がどうのという是非は置いといて、つまり、楽しみをたくさん持っている人間が有利、という事実に他ならないなと。

メディアアート

午後の打ち合わせのためにSL作業。今回やりたいのはズバリ、メディアアート。Web側をPHPで、SL側をLSLで実装してデモを作ってみた。
昼過ぎにHくんとその会社の人がやってくる。
実物見せてみてなかなかイメージどおりでほどよい感じ。

で、ここまでは仕組み。
あとはこれに表現を載せていく。

表現、って曖昧に言ってしまうけど、最近それが自分の意識的にしっかり役割が分かれてきた。もちろん仕組みから表現までって密接に繋がってるけど、要は仕組みが良くて表現がダメだったりとか、表現が良くて仕組みがダメだったりとか、そういうことがままあるわけで。なんというかまあ抜かっちゃいけないわけだなと。

特に表現サイドはそれが仕組みに根ざしていれば本当に過激なことを躊躇無くやってもいいというか、やらなきゃいけない義務さえあるわけで。なーんかこう理詰めから地道に設計して、最後は思う存分自信を持って過激にってのはやっぱり性に合うんじゃないかと思う。これも昔はアプローチが逆っぽかったような。

そしてメディアアート、ということについてもこのごろなんとなく腑に落ちてきた。

超能力のエスパーであるところのESPって、Extra-Sensory Perception。超感覚的知覚。っていい言葉だなーと。やーなんていうか、要はそんなESPな体験だったりなんじゃないかなーって。特に集団的ESPとでもいうか。

終わったあとアート部長が来たので、アート!アート!と話してアドバイスもらう。さすがはアート部長だ。